山中コンサルティングオフィス

MD Watching

  • D2Cに向くプレイヤーとその課題
    前職の時に教えてもらったことですが、消費財には、個人のお小遣いの中かお金を払って買うパーソナルユースと、家庭の主婦が家計の中から支払ったり、代理に買ったりするホームユースがあります。 パーソナルユースは、個人の気持ちで決まりますから、個人の趣味に合うかが大事で、情緒的な買い物行動を行い、ファッション化しやすいものです。一方、ホームユースは家計の中からやりくりしますので、予算はシビアになりますし、家族や親戚、近所の目などが加わることがあるので、理性的で趣味よりもそれ以外のものの比重が増えます。計画的な買い物行動です。 ファッションの多くはパーソナル商品ですが、ホームユース商品もあります。奥さんが揃える旦那さんの服や子供服は、ホームユースです。また、ビジネスマンが仕事に必要で買う服や小物もホームユースに近いでしょう。 そして、D2Cに向くのは、ホームユースだと思います。ホームユース商品は、買わなければいけないものです。しかし、ホームユース商品の多くは、情緒に訴えることをせずに、低価格を売りにしているものが多いのも実情です。その結果、以前は量販店、今ではアマゾンでサクッと買う消費者も多いでしょう。 このような量販店で物足りない人々がかつて買っていたのが、百貨店や専門店ですが、今はそれでは高い。量販店にある雑然としたものの中からは選べないし、高いのも嫌。そんなニューノーマル消費に刺さるのが、デザインを強みとするD2Cプレイヤーなのだと思います。 なので、主に量販チャネルで商売をされているプレイヤーこそ、D2Cに向くと言えるでしょう。しかし、既存の安さ重視、近視眼的なマーケティング手法だけではダメです。ニューノーマル消費を捉えたマーケティングとデザインが必要なのです。 https://bonobos.com   ★SNSでも情報を発信しています… ... read more
    Source: MD WatchingPublished on 2018-05-30
  • デザイン経営とD2C
    生産者がオンラインを通して消費者に直接商品を提供するビジネスモデル「D2C(Direct to Consumer)」。この言葉もだいぶ広がってきました。米のBonobosEverlaneWaby Parker 、日本のKEIKnotなどがこれにあたります。 これらのプレイヤーが、画期的なのは流通チャネルを経ないで商品を届け、流通コストをカットし、高原価の商品作りをしていることですが、「デザイン経営」の概念でビジネスを組み立てていることも注目すべき点でしょう。 デザイン経営は、デザインを活力としてビジネスやマーケティングを組み立てることです。 これまでもCIやブランディングというマーケティング手法のもと、様々なデザインを強化されてきましたが、ロゴだけ、ストアデザインだけ、ウェブだけ、と連動されていないのも事実です。 なぜでしょうか。 かつてのCIやブランディングでは、大企業が有名デザイナーや有力デザインファームなどに依頼しているケースが多かったと思います。しかし、大企業の場合は、関わる人も多く、チャネルも多様で店舗の立地も様々。コントロールすることが、なかなかできなかったのでしょう。今から15年ほど前に、日本を代表する企業のブランドコントロールの仕事をした時に、あまりのばらつきに愕然としたことを思い出します。 一方、D2Cモデルはスタートアップ企業に多いと思います。意思決定はオーナーや創業者が行い、そのパートナーであるデザイナーとも意思疎通がしっかりとれています。そのため、デザインに一貫性が生まれています。また、チャネルも基本的にオンラインだけですので、コントロールもシンプルです。… ... read more
    Source: MD WatchingPublished on 2018-05-29
  • ZARA ショールーム型店舗がもたらす2つ…
    Courtesy of ZARA ZARAが六本木ヒルズにオープンしたポップアップストア。内見会には行けなかったので、オープン初日である昨日午後に一般客として行ってまいりました。 他のショールーム型店舗と同様に、スマホのアプリを使用してECプラットホームでの買い物を店頭でできるというものです。 アパレルウェブの体験レポート宮田理江さんの記事にもありますが、同店の違いは、試着室予約、そして予約を待っている間に、選んだ商品がその予約した試着室用意されている点です(私が行った時の待ち時間は5分)。そして、店頭での決済や店頭事後受け取りが可能と言うのも特徴でしょう。 魔法のように無駄が省かれ、とてもスマートに買い物ができるのが、同店の魅力です。それ以外にもこの取り組みによる効果があると思います。   1.店舗環境(特にディスプレイ)の向上… ... read more
    Source: MD WatchingPublished on 2018-05-10
  • トップメゾンも認める独立型セレクトシ…
    Courtesy of NUBIAN 4月26日に移転オープンした「ヌビアンハラジュク(NUBIAN HARAJUKU)」。ミュージックカルチャー軸のセレクトショップとして存在感を示してきたショップです。 移転した場所は、東郷神社の裏手。店舗面積は265平米と、前の店舗の5倍です。広々とした空間は、3つのエリアで構成。中央には「田口音響研究所」が手掛ける高級サウンドシステムを搭載したレジカウンターも目をひきます。 Courtesy of… ... read more
    Source: MD WatchingPublished on 2018-04-30
  • ハンティングワールドのショップがライ…
    昨日、リニューアルオープンした二子玉川のハンティングワールドのショップ。私は前日に行われた内見会にお邪魔しました。 場所は、玉川髙島屋西館1階。西館でも一番奥にあり、交差点に面して佇む様は、路面店そのもの。 同店は新たなコンセプトで作られたショップで、今後はこのコンセプトで展開していくとのこと。伊藤忠が本体を傘下に入れ、ホワイトマウンテニアリングの相澤デザイナーを迎い入れた同ブランドの今を表現した店とも言えます。 店のイメージはガラッと変わりました。以前は、高級イメージでしたが、同店はライフスタイルを表現した店。生活者に一つ先のライフスタイルを提案する「ライフタイル提案型」と異なり、クリエーティブチームを率いる相澤氏と店舗デザインを手がけたワンダーウォールの片山氏が、同ブランドのヘリテージを見つめて、新解釈したライフタイルを表現しています。 「初めてのサファリツアーで訪れたバケーション・ヴィラには、家主が使い込んだハンティング・ワールドのバッグが無造作に置かれていた」という架空のストーリーを立てて店舗デザインを設計しています。 特徴は、住空間のような心地よい雰囲気。エントランスでは、ハンティングワールドを象徴するアウトドアやハンティングのツールを使った展示コーナー、店奥は石造りの壁、待合いスペースはダイニングやリビングのようなテーブルと椅子を使用しています。 … ... read more
    Source: MD WatchingPublished on 2018-04-21
  • グッチがコラボした中目黒のショップ「w…
    昨日、グッチの内覧会で、中目黒のアナログメディアショップ「waltz(ワルツ)」に行ってきました。「waltz(ワルツ)」は前から行こう行こうと思っていて行けてなく、この機会に行くことができました。 グッチがなぜ同店で内覧会をやったかというと、グッチとのコラボアイテムが発売されるから。。。。その辺りはこちらの記事にまとめてありますので、ぜひご一読ください。 こちらのブログでは、ワルツと言うのはどんなお店か、こちらを見た感想などをお伝えしたいと思います。 まず、場所。中目黒と言っても青葉台ではなく、中目黒4丁目。目黒側です。住宅街にある、いわば「わざわざ立地」。公園に隣接した区画に佇んでいます。 同店は、2015年に個人オーナーが開いた店。オーナーの角田太郎氏は、何と元アマゾンの社員。「アマゾンがやらないことを」とこちらの店を開いたとのこと。 商品は、レコードやカセットテープ、インスタントカメラ、ファッション雑誌を和洋ミックスして取り扱っています。店内は、ヴィンテージの比率が多く、タイムスリップしたような印象を与えます。特に、力が入っているのがカセットテープで、新譜も取り扱っています。カセットテープをオブジェのように掲載しているインスタグラムは写真集のよう。 セレクトしたアイテムのセンスの良さだけでなく、独自商品もあり、マーチャンダイジングの事例としても見るべきものがある店です。 グッチが招いたメディア関係者は、皆、ワルツに魅入られ、特に男性雑誌の編集者たちは熱心に商品をチェックしていました。 個店だからこそできるニッチな主力商品作りと編集、そして温もりのあるアトモスフィア。グッチのクリエイティブディレクター、アレッサドロ・ミケーレが感銘を受けたというのも納得です。 … ... read more
    Source: MD WatchingPublished on 2018-04-17
  • インキュベーション型セレクトショップ…
      週末に、セレクトショップ「R for D」に行ってきました。場所は、人気エリアの奥渋谷、神泉駅近くの松見坂交差点にあり、住所も目黒区駒場。 半地下の店内は、約200平米と広々。売場は、ブランド別に編集されており、取り扱いブランドは約20。東京コレクションでショーを行ったボディソングなどもありますが、スタートアップしたばかりのデザイナーも多く、東京の若い力を感じられる店です。 また、こちらのセレクトショップの特徴は、ミニモール的にブランド自身とレントをシェアするという経営方法。オーナーは、一緒にコレクションを取材していた近藤さん。まだ30歳を超えたばかりの、若きオーガナイザーです。20代の頃から、シェアハウスをしたり、イベントをやったり、穏やかな性格ながら色々な事に取り組んでいました。このお店も、これまでのノウハウが生かされています。 このようなミニモール型とも、スリフトショップ型とも言えるプラットフォームを持つセレクトショップ。欧米などでは、時々見られます。有名なのは、ウォルフ&バッジャー(Wolf &Badger)。ロンドン・ノッティングから始まり、ドーバーストリート、そしてNY・ソーホーにも店を出しています。 立派なところでは、コレットやレクレルールもこれに近いとも言えますが、若手デザイナーのインキュベーション的機能としては、ウォルフ&バッジャーが最も近いかと思います。 今、ファッションキャピタルのセレクトショップの経営は非常に難しくなっています。高まる家賃を吸収できない掛率、限定される人気ブランド、バッティング問題・・・。そのため、若手デザイナーを取り扱う店は減少気味。多くの若手デザイナーは、地方店での取引しかなく、都心で消費者と接点を持つことが難しくなっています。… ... read more
    Source: MD WatchingPublished on 2018-04-08
  • 東コレ 印象に残ったショー3選
    ファッションショーは、コレクションだけでなく演出も含めて作品です。そこで、印象に残ったショーを3つご紹介したいと思います。 1.ティー AT TOKYOでハイライトされた、24歳の玉田翔太デザイナーが手がけるブランド「ティー(TTT_MSW)」。今回のショーは、東京プリンスの野外レストランで開催しました。アウトレイジなルックと、一つの車から全てのモデルが登場するという驚きの演出でゲストを圧倒。いつまでも余韻の残るショーでした。 2.マメ セールスもブランディングもすでに整っているマメ。パリで行ったプレゼンテーションに続き、初のランウェイを東京で行いました。あまり派手にプレスへのアプローチをしてこなかったマメ。展示会場での写真NG、オフィシャル画像も時間が経ってから公開と、どこかヴェールに包まれていた感があったこともあり期待が高まります。そして、結果大満足。メジャーになる前から応援してきた方たちが、涙ぐむ場面も。皆が応援している様子が伝わるショーでした。   3.G.V.G.V… ... read more
    Source: MD WatchingPublished on 2018-03-30
  • 東コレでアダストリアに期待したいこと
    (写真:グローバルワーク) 今シーズンのアマゾンファッションウィーク東京にも、アダストリアのブランド、「グローバルワーク」と「ハレ」が登場しました。 ジェネラルブランドをうまく掬いながら、グローバルワークはライフスタイルファッション、ハレは手の届くモードを提案。演出とスタイリングも、レベルアップして、ゲストを楽しませました。 商業ブランドの参加も珍しくなくなった今日、アダストリアにはもっと色々なことを期待したくなってしまいます。ロンドンファッションウィークにおけるトップショップのような役割を担ってもらいたいと。 トップショップは、自身のブランドだけでなく、若手を支援する取り組みをしています。ロンドンメンズでは「MAN」という若手の合同ショーを、トップショップの箱と演出で行っているのです。そこから、旅立ったデザイナーも多く、ロンドン・ファッションウィークの活性化に繋がっていると感じます。 東京でも、坂部三樹郎、山縣良和がプロデュースする若手デザイナーを集めたプロジェクト「東京ニューエイジ」などがありますが、大手流通業が手がけることにより、ビジネスへの繋がりが強まるのではないかと思う次第です。 (写真:ハレ) … ... read more
    Source: MD WatchingPublished on 2018-03-30
  • 東京ファッションウィークに見るアマゾ…
    東京のファッションウィーク「アマゾンファッションウィーク東京」。アマゾンが冠スポンサーですが、主催はJFW。そこで、アマゾンは「AT TOKYO」というイベントを、1年前の2017 年3月にスタートさせ、先週終了した2018秋冬シーズンで、3シーズン目となりました。 2017秋冬は注目ブランドのハイライト、2018春夏は海外で活躍しているブランドの凱旋ショーが目立ちましたが、今シーズンはその両面が見られたのが印象的です。 そして、会場での「アマゾン」ブランドのアピールも目立っていました。初日の「マメ」は、出来たばかりのアマゾンのファッションスタジオでソーシャルディナーとショーを開催。同社世界最大のスタジオを、ファッション系メディアやセレブリティに見せるという、同社のファッションマーケティングへの意気込みが伝わります。   「アンブッシュ」のショーでもソーシャルディナーを開催しました。オールスタンディングのスペースの隣に、シーティングのスペースを用意。草原を模した会場で、ゲストに配られたのは、何とアマゾンのあのダンボール。ビリビリッと開けると、創作料理が入ったディナーボックス。ピクニックに来たかのように、お弁当を楽しむという趣向でした。  … ... read more
    Source: MD WatchingPublished on 2018-03-30
  • ジーユー×キムジョーンズ プレローンチ…
    本日から、ドーバーストリートマーケット銀座で先行販売される「KIM JONES GU PRODUCTION」。昨日、行われたプレローンチパーティーにお邪魔しました。 ドーバーストリートマーケット銀座の西五番街通り側の入口のスペースに、販売スペースが誕生していました。キム・ジョーンズらしい、POPなグラフィティーが魅力です。 ドーバーストリートマーケット銀座では、限定アイテムも販売。同店のロゴが、手書きレタリングが入っているピースで、プレショッピングでも注目度ナンバーワン。 7Fでは、レセプションパーティーも開催され、キム・ジョーンズも姿を見せ、ゲストとの記念撮影にも気軽に応じてみました。 キム・ジョーンズは、ルイヴィトンの要職を退任したばかり。自身のシグネチャーブランドも休止したままです。 ルイヴィトン時代には、シュプリーム、藤原ヒロシ、ナイキなどとコラボしたキム。今回の、ジーユーとのコラボでは、過去のコレクションピースを復活したとし、「(シグネチャー)ブランドを終了して10年という節目にこのようなプロジェクトができて、最高のタイミング」とメッセージを発表しました。 このコラボレーションは、3月17日(土)から3月20日(火)までドーバーストリートマーケット銀座で先行販売。3月21日(水・祝)から日本と一部のアジアのジーユー主要店とオンラインで販売するとのことです。… ... read more
    Source: MD WatchingPublished on 2018-03-17
  • ストリートの成長段階と大阪・中崎町
    大阪での講演の翌日に、中崎町を散策しました。すっかりと大阪で人気のエリアになっています。 ストリートや古着が集う、ユースな街かと思っていましたが、ちょっと違うようです。レトロな街並みと、洒落たカフェやレストラン、そしてファッションや雑貨の物販店が集う街でした。 お目当ての、「ナカザキオーハウス」はランチ休憩のためクローズでしたが、個性的な店が多く、早春の陽気と共に楽しみました。 ストリートの成長は、ある程度共通した段階があると思います。 初期段階は、飲食(特に夜の)が中心です。そしてその後、古着、ストリート系ショップ、雑貨店が目立つようになり、成長期を迎えます。その後転換期は、大手のショップの参入が始まります。このまま安定的成長が続く場合と、ブームが去ってさびれる場合に分かれます。 現段階の中崎町は成長期でしょう。そして、庶民的でレトロな街並みは、外国人旅行客には楽しいらしく、あちらこちらで記念撮影をする姿が見られました。 シンガポールのハジレーン、香港の星町などの、アジアのお洒落系庶民レトロストリートを彷彿させる中崎町。先に挙げた通りのように成長が止まるのか、それとも堀江や南船場のようにもっと発展するのか、しばらくしてまたチェックしたいと思います。 ★SNSでも情報を発信しています https://www.facebook.com/yamanakaconsulting https://twitter.com/takeru_yamanaka… ... read more
    Source: MD WatchingPublished on 2018-02-28
  • ドーバーでジーユーを販売するということ
    ドーバーでジーユーを販売するということ 来月、3月17日から21日までドーバーストリートマーケット銀座で、ジーユーのキム・ジョーンズとのコラボアイテムの一部で販売します。 ドーバーストリートマーケットといえば、ギャルソンが手がけるセレクトショップ。ロンドンのドーバストリートで始まり、ニューヨークや北京、シンガポールにも店があります。セレクトショップの中でも、先端を行く店で、これまで、ラフシモンズ、アミなど、話題のブランドやデザイナーたちが、同店でローンチイベントやポップアップストアを行ってきました。 一方、ジーユーを手がけるファーストリテインリングは、ユニクロのパリ上陸時に、パリのコレットでポップアップストアを開くなどの取り組みはしましたが、日本ではこのような事例はほとんどありません。 ユニクロもジーユーも、プレス向けのプレゼンテーションではとても素敵だけど、店頭に行くとその時の煌めきがなく、販売意欲が減退することもよくあったため、今回のように限定商品を先端的な店やエリアで販売することはともて、効果的だと思います。 前回のブログで、ニュー・ノーマル消費のことについて書きましたが、今回の取り組みは、ファッションコンシャスな層のエモーションに訴求し、プレシャスなエクスペリエンスを提供するための取り組みと言えると思います。 大衆ブランドだから、ハイブランドだから、セレクトショップだからというような境界線がなくなり、シームレスになっていくというのも、SNSなどから自分軸で情報を収集・編集する今だからと言えるでしょう。 ... read more
    Source: MD WatchingPublished on 2018-02-28
  • ニュー・ノーマル消費とファッション
    ニュー・ノーマルとは「新しい常識」という意味。消費の新しい常識が定着したことを感じます。 ニュー・ノーマル消費という言葉が生まれたのは、アメリカ。2007〜2008年の金融危機のときです。それまでの、経済の常識が通用しない、新たな常識が生まれているという意味で生まれました。 その後、新たな消費を表す意味で、ニュー・ノーマル消費という言葉が使われるようになりました。それは何かというと、モノを手に入れることが幸せでなく、自分の大切な人やモノ、コトを大事にすることが幸せだという考えです。 この背景には、テロによる争いにより、「身の回りにある日常がかけがえのないもの」という気づきがあり、絆を大事して、本当に価値のあるモノやコトのみに消費をするという消費者の意識の変化があったとされます。 日本でも、東日本大震災以降、このような考え方が広がったのではないでしょうか。それにより、ブランドやトレンドを追っかける消費者は少なくなり、一部のマニアだけとなっています。 多くの人は、ファッションはそこそこでいい。他の自分の大事なモノ・コトにお金は使いたいと思っています。そして、デジタル・オンラインテクノロジーによってそれは加速しています。そこそこのものは、サクッとネットで探してアマゾンで買う。こだわったものは、とことん調べてリアル・ECで買うというようになっています。 だからと言って、ファッション業界に厳しい事ばかりではありません。顧客が大事なモノ・コトを踏まえたソリューション、また顧客が気づかないような提案してエモーションを喚起させるなどの働きかけをすれば、顧客との絆を保持でき、かつ新たなお客様との出会いがあると思います。 ★SNSでも情報を発信しています https://www.facebook.com/yamanakaconsulting https://twitter.com/takeru_yamanaka… ... read more
    Source: MD WatchingPublished on 2018-02-27
  • 第二の化粧品売場
    今回のパリ・ロンドン出張で実感したのは、百貨店では第二の化粧品売場開発が広がったということです。日本流の視点で見れば、百貨店は制度化粧品が中心。セルフ化粧品は、ドラッグストアやスーパー、バラエティショップが中心でした。しかし、自然化粧品や新たな解釈のフレグランスが増え、高級セルフ化粧品の人気が広がっています。 改装したパリ・プランタンメゾン館、ロンドン・リバティでも、ラグジュアリーブランドを中心とした制度化粧品とは別の売場が出来上がっていました。 プランタンメゾン館は入ってすぐに、セルフ型の化粧品売場を開発。居心地の良い環境は、性別や年齢問わず滞留できる雰囲気が広がっています。地下には、ベジーなイートイン&テイクアウェイのコーナーも設置しています。 ロンドン・リバティも、メインエントランスを入ったところに化粧品売場が。こちらはクラシカルな内装に沿った、インショップがシームレスに集結しています。 日本での百貨店でも、ライフスタイル型コスメや自然派化粧品の売場が2階以上に出来るケースが出来ています。化粧品を新たな解釈をして、販売することが増えてることを感じる次第です。 ◆プランタンメゾン館 ◆リバティ… ... read more
    Source: MD WatchingPublished on 2018-02-20
1 2 3 4 5 16

© 2015 Yamanaka Consulting Office

お問い合わせ

山中コンサルティングオフィス
〒107-0052
東京都港区赤坂2-16-6 1F
tel: 03-5404-3771
email:
contact@yamanaka-consulting.com

Privacy Policy

Read about our privacy policy