山中コンサルティングオフィス

MD Watching

  • コロナ禍とクリエーション
    写真:キディル2021春夏展示会 2021春夏デジタルファッションウィークも終わり、東京ではメンズの展示会が始まっています。防疫対策としてアポイントメント制をとっている展示会にいくつか行き、デザイナーの皆様の話を聞いてきました。 やはりコロナ禍は、ビジネスだけでなく、クリエーションにも影響を及ぼしているようです。東京のデザイナーはちょうど緊急事態宣言下であった3月に企画を立てなければならず、アイデアが出てこない、どんなことをやっていいかわからないという状況に陥った方が多いようで、「できれば今シーズンはスキップしたいと」と思った方も。 そのような苦しみの中生まれた2021春夏コレクションを見ると、いくつか共通ワードがあるようです。「原点回帰」「自然礼賛」です。これはデザインでいうと、メンズの普遍アイテム(テーラリング、トラッド、ユーティリティーなど)、リラックスしたシルエット、ハッピーな総柄モチーフなどに反映されているようです。 そして東京のデザイナーが言うのは、日本の生産現場の素晴らしさ。このような状況でもきちんと仕事をし、納期もきちんと守る。これはバイヤーからも聞かれます。日本のきちんとした仕事が実を結ぶ世の中になることを願うばかりです。 このような状況の中、明るい話を聞けたのが「キディル(KIDILL)」。今シーズンも国内セールスは好調だそうです。パリメンズのリアルな展開ができていたら大きく変わったでしょうが、それは今後の楽しみとしたいと思います。   ★SNSでも情報を発信しています FACEBOOK… ... read more
    Source: New MD WatchingPublished on 2020-07-31
  • コレクションもフィジタルな発表へ
    デジタルファッションウィークを終えて色々なブランドさんの話を聞くと、やはりウィズコロナ期での対応という捉え方の様です。デザイナーはやはり実物を見て欲しいと思う一方、経営側はオンライン発表によるリスクの少なさに魅力を感じている様でもあります。 ビューワーであり、コレクション取材者であり、さらにマーケティングや経営を考える身としては今後はフィジタル(フィジタル+デジタル)な取り組みが増えると思います。 パンデミックによるロックダウンされた欧州ではデジタルのみの取り組みが多かったのですが、自粛に止まったに日本ではデジタルでの発表+ショールームという組み合わせが増えています。   そんな中、印象に残ったのがTAAKKの取り組みです。ダイレクトメールを送り、その中のQRコードを読み取りムービーを見てもらうというものですが、手作り感が溢れて興味をひきます。 まず、ダイレクトメールの中にあるリリースは、森川拓野デザイナーによる手書き。筆圧の強さにデザイナーの熱い思いが伝わります。   QRコードはインビテーション風。ショーの座席番号も書いてあります。 … ... read more
    Source: New MD WatchingPublished on 2020-07-27
  • アフターコロナの新宿はどう変わる
    コロナ禍によってネガティブな報道がされる新宿。新宿といえば夜の街というイメージをお持ちの方も多いですが、新宿は歓楽街だけでなくショッピング、オフィス街など多くの表情を持つ世界一ビッグシティ。そのビッグシティがこれから20年に渡り激変していきそうです。 他のニュースに隠れてあまり話題にもなっていませんでしたが、新宿駅の東の新宿ステーションビル(ルミネエスト)と西の駅ビル(小田急百貨店)が高層化し都庁より大きいツィンタワーができるという報道されました。小田急百貨店は2029年の竣工を目指すそう。 渋谷の大改造に匹敵するぐらい、アフターコロナの頃には様変わりをしているかもしれません。その兆しはすでに現れています。東西自由通路や東口の駅前広場の整備などが一部完成しています。 昭和の新宿は東が商業や文化を引っ張ってきました。あまりにもパワフルで多くの客層を誘導してきたあまり雑多なイメージに。平成には南口の開発により、タイムズスクエア、サザンテラスやニュウマンなどのクリーンなゾーンを作り、新宿の新たな表情を見せました。そしてこれからは、東西を結び西口の開発も目白押しのようです。   ウィズコロナ期には敬遠されるビッグシティですが、アフターコロナに向けて着々と変わっていきそうです。 現代アーティスト・松山智一によるモニュメントを東口広場に設置   ★SNSでも情報を発信しています… ... read more
    Source: New MD WatchingPublished on 2020-07-24
  • デジタルファッションウィークの優劣
    パリファッションウィークの公式サイト ご存知ない方も多いかもしれませんが、ただいま、デジタルファッションウィーク真っ只中です。そして私はStay Homeでリモート取材中です。   ロンドンから始まり、パリオートクチュール、パリメンズと続き今はミラノです。この4つのファッションウィークですが、やはりそれぞれの時期、お国柄によって優劣はついています。   ロンドンは2020年6月12日から14日に開催。ほぼロックダウン中での開催でしたから、新作コレクションはもちろんコンテンツの作り込みさえも難しい状況。そのため、デザイナーのメッセージ発信ビデオ、チャットでのQ&Aなどが多く、その内容もファッションというより社会問題についてであって、ファッションウィークの役割は果たせていませんでした。    パリオートクチュールは2020年7月6日から9日でしたので、コンテンツの作りこみができていましたが、オートクチュールという性格上、服を見せるというより世界観で魅せるという感じでした。ファッションウィークというよりイメージムービーを見る感じで、これも従来のファッションウィークのような情報収集には物足りません。顧客もどのくらい見たのか疑問に思うものが多かったのが事実です。… ... read more
    Source: New MD WatchingPublished on 2020-07-16
  • 都市型SCの進化系「ニュウマン横浜」
     横浜駅西口にオープンした「ニュウマン横浜」に行ってまいりました。蜜を避けて予約制来店をとっていた同館。その予約制が開けた翌日29日に行ってきました。  最初に抱いた感想は、「百貨店との垣根はますます低くなった」ということです。SCのテナントミックスと百貨店のブランド・業種構成に差がなくなってきたということです。  先に流通業界の覇権を握った百貨店、そのあとに小売業界のデフォルトとなったSCという構図から「百貨店がやらない」「百貨店ができない」ブランドや業態などを構成するのがSCの当たり前でしたが、「ニュウマン横浜」は百貨店が得意としてきた「ラグジュアリーブランド」「化粧品」「自主売り場」を強化しています。   1.ケリンググループが集結したラグジュアリーブランド    「グッチ」「バレンシアガ」「サンローラン」「ボッテガヴェネタ」とケリンググループのスターが集結した1F、2Fはまさに「ラグジュアリーモール」のよう。以前はこれらのラグジュアリーブランドを集結した「ラグジュアリーモール」は、百貨店のない商業地(表参道、六本木、丸の内)にありました。それは百貨店との力関係によるものだったと思います。西梅田の「ハービスエンド」、名駅の「ミッドランドスクエア」、銀座の「銀座シックス」、渋谷の「渋谷パルコ」などもありますが、どれも交通発生源(駅など)から百貨店を結ぶ導線から外れていました。しかし「ニュウマン横浜」は、同じ西口にある横浜高島屋まで至る導線の上であることが驚きです。「渋谷スクランブルスクエア」に続き、百貨店からSCへラグジュアリーブランドの出店政策が移っていることを感じさせます。 2.化粧品売場の強化… ... read more
    Source: New MD WatchingPublished on 2020-06-30
  • 「UNIQLO TOKYO」で新たなステージへ
         6月19日にオープンした「ユニクロ東京(UNIQLO TOKYO)」に行ってきました。これまでのユニクロは大型店をオープンするたびに新たなステージを作ってきましたが、今季のステージはこれまでより何段も昇ったものになっています。  郊外のロードサイドプレイヤーからカジュアルブランドへのステージに昇った原宿店、グローバルプレイヤーへの扉を開いたNYのSOHO店、アジアにおけるグローバルSPAとしての地位を築いた上海店、凱旋オープンした銀座店・・。そしてこの「ユニクロ東京」は今のファッション小売のモデルケースとなる店舗です。  フィジタル、サステナブル、エシカル、グローカル、ウェルネス、マスカスタマイズ・同店舗を見ると、小売業トレンドのキーワードを体感できるエクスペリエンス型店舗となっています。 「マロニエゲート銀座2」、かつての「プランタン銀座」の地上1~4階、約1,500坪の空間は日常着の買い場だけでなく、ユニクロの取り組みを余すなく感じることのできる過ごし場として機能しています。  1Fは、同店の旬商品や提案が集結する「ライフウェアスクエア」、2Fは「ウィメンズフロア」、3F「メンズフロア」、4Fは「UT」、「スペシャルコレクション」、「キッズ&ベビー」。どのフロアアイテム別陳列をしながら、提案スペースを差し込みながらリズム感を演出。各フロアのVPはSPAというより欧米の大衆百貨店のように提案性を高めています。  多くの生活者がまだまだ外出や不要不急の買い物に対してびくびくしている段階だと思いますが、「行ってよかった」と思える店舗です。… ... read more
    Source: New MD WatchingPublished on 2020-06-26
  • 上質なチルアウトSC「ウィズ原宿」
      2020年6月にオープンした「ウィズ原宿」。原宿の街のエントランスを大きく変えました。改装した原宿駅の新駅舎を出るとその様変わりに驚きます。その佇まいはどこかコージーな感じ。上層階がレジデンスであるためか、街並みと溶け合う外観が魅力的。ウッドデッキの外階段、神宮の樹々を見渡せるテラスなど、共有スペースもチルアウトできる工夫が見られます。 商業的に考えると無駄なスペースが多いようにも思えますし、坂という特性から導線もちょっとわかりにくいですが、スローダウンが謳われる今、ここも魅力的に見えるから不思議です。 延べ床面積26,600㎡に対し、商業面積約10,300㎡と、建物の割にこじんまりとしてた商業スペースには、「ユニクロ」、「イケア」、そして元々あった「オッシュマンズ」など親しみやすいブランドの大型店が出店。これも今の空気にぴったり。 特に「イケア」は、初の都市型業態ということで多くの来店客が見られました。今回の売りは、雑貨強化とカフェスペース。雑貨は「スウェーデンコンビニ」というゾーンを作り、サステナブルなメッセージを込めた商品が並びます。カフェは、フラッドブレッドを使用したサンドイッチを提供。語らいにもクィックバイトにも対応できます。カフェではオーダーも決済もタブレットで完結。スローな空気感とデジタルによるスマートを体験できます。 … ... read more
    Source: New MD WatchingPublished on 2020-06-21
  • コロナ禍によるアパレル業界への影響と…
    www.j-wave.co.jp/original/tmr/scale/13851.html     昨日の6月1日、「J-WAVE TOKYO GOOD MORNING RADIO」の「GLOBAL SCALE」で、事前取材した私の音声がMCの別所哲也さんのナビゲートの中流れました。… ... read more
    Source: New MD WatchingPublished on 2020-06-02
  • 「JCペニー」と「ジェフリー」も
    米国大手小売り「JCペニー」が経営破綻し、大手百貨店「ノードストローム」傘下のハイエンドセレクトショップ「ジェフリー」が閉店したと報道されました。両方とも一時期各業界をリードしたプレイヤーで、同時期に流れたニュースですが規模や業態だけでなく、その存在価値も違うと思います。 NYマンハッタンモールにある「JCペニー」   「JCペニー」は、業態そのものが今求められていないと思います。ビジネスモデルそのものが難しいのです。今回の破綻は環境変化に適応できず恐竜が倒れたようなものでしょう。 「JCペニー」は、よく百貨店とされますが、日本で多い中高級百貨店ではなく大衆百貨店よりもっと庶民的な業態パッケージ。日本でいうとイトーヨーカドーやイオンから食品売場を抜いたようなもの。量販アパレルとホームセンターの個人ユース部分を足したようなものです。 まさしく、アマゾンが得意とする領域とかぶります。また、今日求められるリアル店舗の様々な要素を兼ね備えてもいません。かつての、アメリカ田舎だったらニーズはあったでしょうが、オンラインの巨人が現れて定着した今、存在余地は非常に少ないと言わざれるを得ません。 2011年にターゲット、アップルでキャリアを積んだロン・ジョンソン氏が、特売からEDLPへ、量販的陳列からデジタル利用のすっきりした売場に変えるなどの施策が行いましたが、立地や客層とマッチせず失策と評価されています。今後再生するとしたら、どのような道があるのでしょうか。非常に興味があるところです。 www.jeffreyusa.com… ... read more
    Source: New MD WatchingPublished on 2020-05-20
  • 「レナウン民事再生」に思うこと
    海外企業での大手の破綻に続き、かつてのアパレル大手「レナウン」が民事再生となりました。かつては日本一のアパレル企業だった「レナウン」。私は、その輝きを知っている最後の世代かもしれません。   「レナウン」を私が知ったのは子供の頃のCM。確か日曜映画劇場のスポンサーで、型破りでファッショナブルなCMを新鮮な気持ちで見ていたことを思い出します。   そして、私が就活をする頃、アパレルを目指す学生にとっては「ワールド」「オンワード」と並んで憧れの存在。「ダーバン」「レナウンルック」「レリアン」もグループに擁し、「ビギ」や「ニコル」と比べ、「きちんとした」企業というイメージが強く、神宮前に大きなオフィスを構えていることも「しっかりとした」企業であり、生涯一企業の時代にアパレルを目指す学生にとって輝かしい存在でした。   しかし、平成に入った頃から具合が悪くなり、傘下に入れた「アクアスキュータム」の売上鈍化、「オンワード」の「組曲」「23区」、「ワールド」の「アンタイトル」に並び「エンスィート」の伸び悩み、神宮前ビルや「レリアン」の売却、中国の山東如意のトップに叱責されるテレビ報道…。その華々しく展開した「J.クルー」の撤退、後は同社に関するニュースは悲しいものばかり。統合した「ダーバン」や一時リバイバルした「アーノルドパーマー」、SC業態の「マーノ」、サブスク「着るだけ」などに期待しましたが、全体を好転させるほどにはなりませんでした。   国内チャネル萎縮、海外での不振などの販売が上手くいかなったこと、何より親会社の山東如意の体力低下が大きな要因なのでしょう。やはりこのコロナ渦は、体力のなくなった伝統的企業の寿命を一気に縮めます。伝統的企業は自己資本比率が高いところでないと耐えきれず、ポストコロナの潮流の頭を捉えた新興企業にとっていくのでしょう。  … ... read more
    Source: New MD WatchingPublished on 2020-05-16
  • ニーマン・マーカスも経営破綻 新たな…
    とうとう「ニーマン・マーカス」も経営破綻となりました。「ニーマン・マーカス」は米テキサスの高級百貨店。以前までは世界の最高級百貨店として、アメリカンリッチを象徴する存在でした。今はNYの高級百貨店「バーグドルフ・グッドマン」も傘下にある百貨店グループです。先日のJ.クルーと共にマネーゲームに巻き込まれ、さらにコロナ渦による消費の激減により破綻したと報じられています。 破綻パターンは、J.クルーと似ています。ただ、企業としての再生段階は異なっていました。J.クルーはこれまで業態開発やリポジショニングをしてきて、世界での存在意義はあったと思います。確かにグローバル戦略はうまくいかなかったですが、それは他のアメリカブランドの一緒。 一方、「ニーマン・マーカス」は、アメリカンヘリテージとして尊敬されるべき存在ではありますが、アメリカのX世代以下(50代以下)や外国人からは魅力が失ってきたと思います。特にMDやブランドセレクトの切り口は2000年代のまま。2010年以降にどんどん進化している欧州やアジアの百貨店と比べるとどんどん色褪せて見えました。 その「ニーマン・マーカス」が新たなチャレンジをしたのが、2018年後半。NYで話題の新開発エリアの「ハドソンヤーズ」の商業施設「ザ ショップス アンド レストラン アット… ... read more
    Source: New MD WatchingPublished on 2020-05-08
  • J.クルーの破綻について思うこと
    (写真:ウィリアムズバーグのJクルー) 「J.クルー(J.Crew)」が破綻しました。日本のテレビでも、コロナによる経済不安を表す出来事として報じています。確かに、休業によるキャッシュフローが激減したことは大きな原因ではあると思いますが、その前から何度も破綻が噂されていましたから、業界の方々は「とうとうか…」という印象を持っている方が多いでしょう。 低価格ブランドとの非競争戦略、ブランドのリポジショニング、チェーン店の個店化政策などなど日本のファッション業界は、「J.クルー」から多くのことを学んできました。またトッドスナイダーを始め新たな才能も輩出してきました。お手本としてきた企業がこのようなことになり虚無感を抱いてしまいますが、教えてくれたことは大事にしていきたいと思います。これまで何度も危機にあっても生き返ってきた「J.クルー」。一旦縮小して、独自固有の長所を伸ばして、また再生することを願うばかりです。 アメリカの人気ファッション企業は、顧客からの事業収入でコツコツとストックを増やして、、、というタイプはとても少なく、金融テクニックを駆使して原資を増やし事業展開を広げるタイプが多いので、このような異常時に持ちこたえることができないケースも多いでしょう。このような異常時には、商売の原理原則とその応用術が大事だということ強く思いました。 ★SNSでも情報を発信しています FACEBOOK twitter instagram … ... read more
    Source: New MD WatchingPublished on 2020-05-05
  • ウィズコロナと店頭販売
    5月6日までを予定していた緊急事態宣言が延期の見込みとなりました。いつまでになるかはまだわかりませんが、一ヶ月先となるとすぐにセールとなり、店頭販売へのダメージはとても大きいものとなります。短期的には課題が山積しますが、ウィズコロナを前提とし中長期的に店頭販売のスタイルを組み立てていかなければなりません。 デジタルトランスフォーメーションによる店舗数の縮小は進み、リアル店舗はスペシャルになると思います。ショールーム化もますます進み、クリック&コレクト、店頭試着予約、日本ではあまり進んでいなかったサービスも、接触を減らすために必要となり、導入が広がっていくでしょう。 そして接客スタイルも変わるでしょう。セルフやハーフセルフ型接客スタイルをとる店は、デジタルテクノロジーを接客フローに取り組みセルフ性はますます進みます。アプリを核とした店舗体験、スマホ決済を含む非接触型決済カードの導入、セルフレジ、試着しなくてもサイズチェックができる仕組みなどで、今まで必ず人と接触するポイントを減らしていくこととなります。 フル接客型の店も、しばらくは密着した接客は敬遠されるかもしれません。上記にあげた取り組みをどうしたら取り入れられるのかを考え、パフォーマンスの高いもののみ人的サービスで行うことが必要だと思います。すでに一部のセレクトショップで取り入れているアポイント制によるパーソナルショッピング、シークレットセールを進化させたパーソナルなセール(購買履歴などに応じた値引き)など、接客のパーソナライズ化が進むと思います。   ★SNSでも情報を発信しています FACEBOOK twitter instagram… ... read more
    Source: New MD WatchingPublished on 2020-04-30
  • ウィズコロナでファッションウィークは…
    (写真:2020年1月に行われたエルメネジルドゼニアのショー via apparel-web.com)   パンデミック状況下において、2021春夏シーズン「エルメネジルド ゼニア」と「サンローラン」がランウェイショーを取りやめることが決まりました。「エルメネジルド ゼニア」はいつもミラノメンズ開幕の象徴でした。6月から9月に延期したミラノファッションウィーク協会にとっては痛手でしょう。また「サンローラン」がいつも参加しているパリコレも9月。「9月になれば収束する」という思いも打ち砕かれました。9月はアフターコロナではなく、ウィズコロナなのです。ランウェイショーは、どんなことをしても人が密着しますし、ファッションウィークとなれば世界各国からメディアやジャーナリスト、バイヤーらを多数呼ぶので、第二波、第三波の感染を生む可能性をはらんでいます このことは、ファッションウィークのあり方を問うことにつながるでしょう。ウィズコロナはもちろん、アフターコロナでも従来のファッションウィークのままということはないでしょう。そもそもビフォアーコロナの段階で、ファッションウィーク開催への反対意見や無用論はありました。世界各国から多くの人を呼び、30分足らずのショーのために資源を使用するのは環境保全に反するという意見、ファッションウィークが生むトレンドが商売にならないという意見などです 海外でコレクション取材をし続ける私としては、ファッションウィークの魅力を知っているつもりです。そしてそこにビジネスのヒントがあることも知っています。一気にファッショントレンドの発信源を見ることができるとても楽なプラットフォームですし、そこで生まれるコミュニティーもとても貴重なものでした。また、ファッションウィークが生む経済効果も大きいです。しかし、エンドユーザーやマスマーケットの関係者にとっては無用と思えるのもわかります。… ... read more
    Source: New MD WatchingPublished on 2020-04-29
  • ファッション企業の#stayhomeへの取り組…
    すっかりと馴染んた言葉#stayhome。日本では規制弱いですが、ロックダウンされている都市を抱える欧米ではマーケティングやMDの大きなテーマとなっています。そもそもファッション企業は外出に伴う装いを提案するもの。このような事態で各企業はどのような取り組みをしているのかをチェックしてみました。大きく2つの方向性に分かれるように思います。 1.ECでルームウェア、ライフスタイル関連グッズの販売 家に籠る上で生じるニーズへ対応した商品をECで販売するという取り組みです。この取り組みを行っているのはポピュラープライスのブランドやSPAが多いようです。H&Mはリモートワークにおけるファッションを提案。緊急事態宣言が出される5日前に4月2日には会員にメールマガジンを配信しています。ユニクロは、ルームウェアをアプリのトップページでハイライト。売れ筋モデルでは欠品が目立っており、ゾゾタウンのランキングでもスエットやジャージ、Tシャツが上位にランキングされており、同カテゴリーの需要が高まっていることがうかがえます。   また、KITHは部屋でのワークアウトをイメージさせるビジュアルを使用してスウェットをハイライト、フランスのメルシーは強みであるインテリアの提案を強めており、自社商品を通じてstayhomeを楽しむ提案がされています。店で見るのではなく、巣ごもり状態で見るとより魅力的に見えます。    … ... read more
    Source: New MD WatchingPublished on 2020-04-21
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