日本のミッドマーケットにも広がりつつある、太めのパンツ。メンズコレクションの世界では、もはや太めがデフォルトという感じです。
キャロットパンツ、ルーズパンツに加え、新顔としては、ワンクションのストレートパンツも。
白のスリムパンツがデフォルトだったピッティの会場でも、お洒落な人は、皆ゆるっとしたパンツを穿いています。
先シーズンも感じましたが、コレクション会場に細めパンツを穿いていくのは、もうちょっと恥ずかしい状況です。
しかし、揺り返しが起きるのがトレンド、今シーズンは細身のパンツがランウェイで目立ち始めました。トレンドの行き先は、また細身に。
元々、細身のパンツが好きな日本人男性。短期間、ゆるめシルエットがトレンドとなりながらも、また細身に戻るのかもしれませんね。
◆ピッティでのスナップ
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Photo by Ko Tsuchiya
◆マルニ
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Courtesy of Marni
◆アレキサンダーマックィーン
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Courtesy of Alexander McQueen
Via Collection by Apparel-web
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NYのウィメンズマーケットから生まれたアスレジャー、日本ではストリート系メンズのアウトドアトレンドと重なり、今春本格的流行になっています。そして、ランウェイでもここ数シーズントレンドとして広がっています。
いよいよこのアスレジャーな着こなしが、富裕な大人マーケットにも広がりそうです。ヤングやヤングアダルトでは当たり前、アダルトまで広がるということでしょう。ピッティでは正しく花盛りでした。
アダルトがアスレジャーをやると、どうしても部屋着感が出るもの。そういう不安を排除してくれる工夫がたくさんあります。まず、どう見てもよそ着に見える素材、爽やかな色使い、スタイルアップの工夫などです。
もはや、アスレジャーというよりもスポーツミックスという感じでもあります。スポーツテーマとしても、テニスやセーリングなどのセレブイメージが大人に受け入れられそうです。アスレジャートレンドとプレップトレンドが融合して生まれたのかもしれません。
そういう私も、個人的(年齢的)には、アスレジャーには距離を置いていましたが、これだったら着られるなぁと思うものが多く、気分が高揚したことが多くあったぐらいです。
「あー。アスレジャーね。」で終わらせないことが大事なのではないでしょうか。
◆ベルルッティ
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Courtesy of Berluti
◆ジーゼニア
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Via Collection by Apparel-web
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約20日にわたる2018春夏メンズコレクションの取材旅行から戻ってきました。そこで、記憶が新しいうちに所感を綴りたいと思います。
私の書いたコレクションレポートはこちらからご覧ください。
アパレルウェブの2018春夏メンズファッションウィークはこちらから是非ご覧ください。
ロンドンメンズの画像・動画・記事はこちらから
ピッティウオモの画像・動画・記事はこちらから
ミラノメンズの画像・動画・記事はこちらから
パリメンズの画像・動画・記事はこちらから
このように欧州のメンズコレクションは、大きく4つです。
この中で明暗が分かれてきています。パリとピッティが明、ロンドンとミラノが暗です。パリは、ビッグメゾンが変わらずショーを行い、さらに気鋭のブランドが集まってきて、様々な形式でショーを行っています。
ピッティは、ここ数年、話題のブランドを招聘してショーを行っていますが、今シーズンもJ.Wアンダーソン、オフホワイト、ヨシオクボ、新生ハンティングワールドなどがショーを行い、ゼニアやバリー、トミーヒルフィガーなどの国際ブランドがブース出展し盛り上げました。
その一方、5周年を迎えたロンドンは日程を5日間と拡大しましたが話題のブランドが少なく、ミラノは実質3日に短縮。メンズ・ウィメンズ統合の煽りを受けました。
中でもミラノの今後が心配です。同じイタリアに2つのメンズコレイベントあるため、イタリアらしいクラシコやファクトリーブランド系はピッティで用が済み、ラグジュアリーはウィメンズウィークへの統合、残るはコンテンポラリーブランドやストリートブランドとなりそうだからです。そうなったら、彼はパリでショーをやるようになってしまうのではないでしょうか。
プラダ、フェンディがメンズ単独ショーをやっている間は、吸引力を保てますが、それがウィメンズに統合されてしまったら、本当に存在感がなくなるからです。ドルチェ&ガッバーナやディースクエアードのようなメンズの強いラグジュアリーが実はミラノには多くなかったということが露呈しているといえようです。
「モードの交差点」パリ、「紳士服の殿堂」ピッティに対し、「ストリート」のロンドン、「デザインとものづくりの融合」ミラノがどう巻き返すのか、心配であり期待したいところであります。
◆ピッティの会場
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◆パリでこれまで伝説のショーが行われてきた会場「グランパレ」
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LifeWearを標榜するユニクロ。その2017年秋冬の展示会が行われたので、行ってまいりました。
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先シーズンまでは、ブランドの世界観やファッションメッセージを伝える取り組みがなされていましたが、今回は商品アピールを前面に押し出しており、商品お披露目会という感じです。ユニクロのものづくりの進化がそのままお客様への提案に結びついるのが魅力です。
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2016年にロサンゼルスに設立した、「ジーンズ イノベーション センター」。ジーンズ開発のスペシャリストの知恵と技、そしてネットワークを生かしたジーンズが、披露されました。従来のストレッチジーンズとは比較にならないほどのストレッチ性を持つウルトラ ストレッチ スキニー、ボアではなく、裏の織地をスウェットのようなソフトな物にしたイージー ジーンズ、そしてフリースのような暖かさを持つヒートテックジーンズなど、優れものがたくさん。そして、それらの表情はプレミアム感のあるウォッシュ加工。プレミムジーンズ発祥のロサンゼルスの技とデザイン性が効いています。
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島精機製作所とニットの研究・開発を行う「イノベーション ファクトリー」も2016年に発足。デジタル技術を駆使して作られた、縫い目のないニット「3D U-Knit」も目をひきます。
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イネス・ド・ラ・フレサンジュは、初のメンズコレクションを発表。来週には関係者や報道陣を招いてショーを行います。そして、目玉コラボは、J.W.アンダーソン。まだ、こちらでは発表せず。ローンチ直前にプレビューを行うそうです。
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他にもコントラストの効いたカラーリングが特徴のユニクロU、ミッド〜ボトムマーケットのアスレジャートレンドの担い手スポーツウェア、好調のミッキーマウスとのコラボのさらなる拡大と、見どころ満載の展示会でした。
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昨日、コスチュームナショナルが、ファクトタム有働氏、ヤストシエズミ江角氏をそれぞれメンズ、ウィメンズのクリエイティブディレクターを迎えるとの発表がありました。先日は、ハンティングワールドのクリエティブチームのディラクターにホワイトマウンテニアリング相澤氏が就任しました。18春夏コレクションに向けて発表されたこの2つのニュースに、驚きを感じました。日本人の中堅デザイナーに、欧米のハイブランドが将来を託したからです。
これまでも、モンクレールがサカイやミハラヤスヒロ、ホワイト相澤氏とのカプセルコレクションを発表したり、ルイヴィトンがギャルソンや藤原ヒロシ氏とコラボしたりすることはありました。しかし、欧米メゾンのメインラインを、日本人デザイナーに託したのは珍しいのです。
この狙いはどこにあるのでしょうか。それは、日本マーケットでのメゾンの存在感拡大と、東京由来のデザイン性伝播という2つではないでしょうか。
ハンティングワールド、コスチュームナショナルともに、90年代に日本市場で人気を博しました。しかし、今は客層・チャネルとも限定している状況ではないでしょうか。存在感拡大のために、東京や東京発のコレクションシーンで活躍する彼らの力に期待したのでしょう。
そして、東京由来のデザイン性伝播です。世界のメゾンの服の主要顧客は、富裕層です(バッグ、革小物、香水は別)。エレガントな大人向けのコンサバがコマーシャルラインのメインです。一方、日本ブランドの主要顧客は、ファッションピープルと若い大人です。これらの層は、日本に問わず海外でも、日本が得意とするアヴァンギャルド、ストリート、デザインの効いたリアルクローズを好む傾向があります。この層への拡大には、東京由来のデザイン性伝播が有効なのでしょう。
もちろん、ビッグメゾンも旬のデザイナーを雇用してこれらの提案をしています。日本で先行していたストリートやリアルクローズトレンドが、高価格が通るクリエイティビティを通して、欧米のランウェイに現れるということが、多くなって久しいのです。
そこに、欧米ハイブランドがメインラインで、日本人デザイナーを雇用。ハンティングワールド、コスチュームナショナルともに、日本とのつながりが深いブランドではありますが、その意味はとても大きい事なのです。
参考記事:
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昨日、お世話になっているショールームにお邪魔した時に見つけたのが、この「ハンティングワールド」。日本では、90年前後に渋カジファッションの必携ブランドとして流行ったブランドです。私にとって”懐かしいブランドで”すが、メディアやショップなどで、商品を見ることが増えています。そして、来月開催されるピッティ・ウォモのスペシャル・イベントとしてコレクションを発表。カムバックの兆しを感じさせます。
「ハンティングワールド」はアメリカのブランドで、創業者は、ハンターだったボブ・リー。アウトドアブランドとして、歴史をスタートします。厳しい天候や環境に耐え得るバチュー・クロスのバッグは、ヘビーデューティーファッションが広がっていた80年代の日本で導入期を迎えます。最初に手に取ったのは、当時流行っていたこれ見よがしなラグジュリーブランドのバッグを嫌う、富裕な男性や芸能人たちでした。
一気に注目度が上がったのは、劇場型犯罪の容疑者であるファッショニスタの男性が逮捕時に身につけこと。一躍マスコミに取り上げられるようになりました。その後、アメリカンブランドとして、リポジショニングし、イメージアップ。その事件などを気にしない若者に支持されます。1990年前後には、MA-1とジーンズの渋カジの若者が、斜めがけをして歩く姿が多く見られように。その時代を象徴するバッグとなりました。それから時代が流れ、30年近くになります。
思えば、あの頃と同じように、ユーティリティーカジュアルがミッドトレンドに定着した今、ここが攻め時という感じなのでしょうか。
来月のピッティ・ウォモでどのような提案がされるのか、しっかりと見てきます。
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(写真 17FWコレクション)
追記
クリエイティブチームにホワイテイトマウンテニアリングの相澤陽介氏が加わったとのこと。ピッティでの発表に期待が高まりますね。
参考記事:
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GW中、名古屋に出張したので、「タカシマヤゲートモール」を見てきました。ご存知の通り、同館はJR名古屋駅に隣接した複合施設「JRゲートタワー」の中にオープンした約32,000�uの商業施設です。運営は、ジェイアール東海��島屋。先にオープンした上層階のレストラン街、ユニクロ、GU、ビックカメラに続き、館全体のグランドオープンということで、大変な賑わいです。
名鉄や近鉄側と反対側に大きな人の流れができたことで、名駅エリアの商集積が広がりました。テナント構成は、手堅く、驚きはありません。「こういう施設ってまだ名駅エリアになかったんだ」というのが正直な感想です。
名古屋、札幌、博多・・・・地方大都市の駅ビルは、百貨店を核テナントとしているものが多く、中高級グレードばかり。中心地では、中級グレード以下のテナントは地下街に、若めの中級以上は、パルコのようなファッションビル、というように立地×SCタイプによって棲みわけがされていました。しかし、タカシマヤゲートタワーモールは、地下街とファッションビルをミックスし、コンテンポラリーに編集されています。名駅と栄の地域間競合により、栄の求心力低下が起きそうですが、地下街などの旧来型商集積のパワーダウンの方が深刻になるでしょう。
ファッション業界で今後加速するであろう、店舗の絞り込み。このことは、商業施設も減っていくこととなります。その一方、地方では東京ではほとんど存在感のないSCタイプが生きながらえている場合があります。地域特性、立地特性によって恩恵を受けていても、利用客の生活変化について行けなくなった商集積にとっては、厳しい現実が待っているでしょう。
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昨日、開幕したIFF MAGIC。世界最大規模といわれるファションの合同展示会「MAGIC」が、国内最大級のJFW-IFFと提携して、今回から生まれ変わったと言うことで、期待して出掛けてみました。
IFFからはずっと足が遠のいていたので、直近の回とは比較ができなのですが、だいぶイメージが変わったのではないのでしょうか。ただの見本市ではなく、ファッションやそのブランドの世界の楽しさを伝えるための取り組みが随所に見られました。
見所は、メインエントランスに設けたゾーン「EDIT」。アヴァンギャルド〜コンテポラリーのブランドを、国内外からキュレーションしています。ポジショニング的には、パリのトラノイといった感じでしょうか。その横には、バーやDJブースのあるラウンジも設け、良い雰囲気。ソマルタやヴェンヌ、アディクトノア、ガラアーベントなどの東京デザイナーと、LUDLOW、GM STUDIOなどの欧米の人気ブランドをミックス。ブラックを基調にしたブースで、様々なバックボーンのブランドを同じトーンでまとめることができています。
その他のゾーンでは、メンズと「メイド・イン・ジャパン」ゾーンが見応えがありました。三陽商会やベイクルーズなどの大手も出展。見せ方も、ブースに凝ったり、デモンストレーションを行ったり工夫が見られます。文化服装学院は卒業生の作品を、モデルによるインスタレーションで紹介しており、目を引きました。
私が持っていたIFFのイメージは、ボリュームマーケット&インディーズ&B2B。しかし、今回はコンテンポラリーさと、日本ならではものづくりの良さが浮き上がり、上質さを感じさせました。
海外も含め、パワーがダウン傾向にある、ファションの合同展示会。さらに同展示会は、開催時期が遅いので、どこまでオーダーがつくのかが不安ですが、頑張って欲しいところです。
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5月31日から6月6日まで伊勢丹のザ・ステージでポップアップストアを開く「シャイノラ・デトロイト」。これが日本初上陸です。先日、プレビューが行われたので、お邪魔しました。
私が、シャイノラ・デトロイトと出会ったのは、2013年。NYFW期間中にトライベッカの店に立ち寄ったことによるものです。
同ブランドは、2011年に設立。かつて自動車製造の街として君臨していたデトロイトの地での創業です。アメリカの自動車産業の斜陽で、失業率・貧困率が増加し、街が再開発を模索していた頃、「高品質で長く愛用できる製品を生産する」という信条のもと、作られたのです。
デトロイトの自動車産業に携わっていた熟練工などを雇って高品質でハンドクラフトタッチなデザインを生産するという、社会性の高い取り組みが注目を浴びました。
その後、渡米するたびに、同ブランドの躍進を感じていました。アメリカ国内での店舗網拡大、ファッションウィークのブースでのPR、欧州への進出、そして今度は日本上陸。彼らの信条が広く受け入れ始めていると言えそうです。
主力アイテムは、腕時計と自転車(日本には未入荷)、そして手帳やバッグなども。近年は、バッグの露出が多いように感じます。
デトロイト、アメリカのものづくりにこだわっている同ブランドらしく「グレートアメリカ」と名付けたシリーズを年に1回リリース。これは、アメリカを象徴する偉人をテーマに製品を製作したもの。これまで「ライト兄弟」、「モハメド・アリ」などをテーマにしてきました。今年は、伝説のメジャー・リーガー「ジャッキー・ロビンソン」をテーマに。有色人種初のメジャー・リーガーとして、さまざなストーリーが語り継がれているジャッキー。社会的影響力を持つ人物としても知られています。彼の財団とコラボレーションして、同シリーズを作り出したそうです。
まだ、日本での代理店は決まっておらず、伊勢丹が直輸入して販売するそうです。同ブランドの信条がどのように伝播し、どのようにチャネルを広げていくのか注目していきたいと思います。
〈プレビューの様子〉
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ギンザシックスのプレビューは何度も行われました。プレスプレビュー、関係者内見会、全館あげてのオープニングレセプション、アンカーテナントの一つであるディオールによるショー。合計4日間です。
報道陣、関係者、テナントの顧客、セレブリティ全てを招いた18日のレセプションは大変な賑わいでした。通常は、報道陣、関係者、周辺住民だけの内見会で済ませますが、テナントの上得意客を招いたことで売上も作れていました。各店のプロモーション効果もあると思いますが、混乱と混雑を避けて先に買い物が出来る、パーティーを楽しむというのも、顧客からすると魅力だったのでしょう。
このプロローグづくりが、功を奏したようで、様々な発信元、様々な視点での情報が発信され、開業前には、2,500人が行列を作ったそうです。
私も、3日ギンザシックスのプレビューに行きました。そうすると、すでにオープンしていると思って来館しようとする一般客の姿も見えました。「あんなにいろいろなところで(報道を)やっているから、オープンしているのかと思った。」という声も聞こえたぐらいです。
このように、多段階式内見会が増えていくかもしれませんね。
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(カフェカンパニー「銀座大食堂」でのパフォーマンス)
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(「ルルレモン」でのヨガパフォーマンス)
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(「モアナ」では職人が買い上げ客にペイントサービス)
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(リブタイラーが来場した「ベルスタッフ」のオープニング)
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(「ディオール」が屋上で、エクスクルーシブなオートクチュールショーを開催)
★関連記事:ディオールが「ハウス オブ ディオール ギンザ」オープンを祝して東京でショーを開催(執筆 山中健)
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