本ブログですが、アパログの新たなプラットフォームに引っ越しました
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足掛け11年続けてきましたが、その間に私自身と共にオンラインの環境も変わりました。新たなプラットフォームは、スマホでグッと見やすくなっています。
私も常にアップデートした情報をお伝えできよう、努力してまいりますので、よろしくお付き合いください。
こちらにある過去記事はしばらくご覧いただきますので、どうぞお楽しみください。
11月4日オープンしたパルコヤ。内覧会は都合がつかず、そしてグランドオープンは混雑かと思い、昨日、行って参りました。
同店は、上野松坂屋の別館をリモデルしてオープンしたもの。パルコよりはターゲットの年齢が上ですが、松坂屋よりはぐっと若く、そしてSC業態であり、ハイブリット百貨店の一つと言えるでしょう。
テナントミックスはファッションより雑貨や飲食が面白く、特に4Fはナチュラル系を中心にミックスしていて面白いです。5Fにはアーバンリサーチのデジタルストアも。
また同店は、大丸松坂屋グループが推し進める「アーバンドミナント戦略」のもと、オープン。神戸の旧居留地、京都、心斎橋のように、館単体の「タテ」でなく、エリアを面として盛り上げる工夫がされてます。館内には、案内所を設置、随所にエリアの魅力をビジュアライズしています。神戸や京都、心斎橋のように、店外自社物件周辺を使用した工夫されるのか期待が広がります。
「下町フロント」と名付け、東京東エリアを盛り上げようとする同店が、今後どのような仕掛けをするかが見どころです。
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本日、発売されたH&MとERDEMのコラボ。日本では馴染みがないデザイナーですが、報道を見ると売上は好調のようです。
このコラボ、今回はH&Mの会員制度「H&M CLUB」発足後、初のコラボ商品販売となります。これまで転売バイヤーが買い占めて、普通の意気込みでは買えなかったことが買ったので、行くのを諦めていた消費者も多かったはず。今回は「H&M CLUB」の会員向けのショッピングタイムを朝に行ったため、顧客にとって買い物しやすい状況になったようです。
私は、プレショッピングに行ってきました。プレショッピングは、10月30日(月)に重要文化財が所蔵される上野の東京国立博物館法隆寺宝物館で開催。 サンローランがイベントをしたりする、ファション業界では、エクスクルーシブなパーティーが行われる場所です。
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歴史ある門を抜けると、池の向こうに美しくライトアップされた宝物館がまるで浮いているよう。事前にリリースされたキャンペーンムービーの世界を彷彿させます。
今回は、プレショッピングも落ち着いていました。インビテーションの送付先も限定、同伴者もNG。来場時間にあわせてリストバンドが渡され、15分ずつのスロットでショッピングタイムが指定されます。そのショッピングタイムを待つまでは、ホワイエ(劇場などの待合スペース)のように仕立てられた会場で、インスタレーションとカクテルでもてなしており、少しも苦になりません。
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会場のバックヤードのようなところに、ショピングスペースを設置。小規模でびっくりするぐらいです。これまでの同社のショピングパーティーは、長い行列の果てに、パーティーとショッピングでわさわさした感じでしたが、しっとりと落ち着いた感じ。
その分、落ち着いて買い物ができますが、左脳で考えてしまうというデメリットも。今回のコレクションは、ブリティッシュトラッドを基調にしている(特にメンズ)ため、日本の消費者にとっては買いやすいものでした。私も欲しいものがあったのですが、「日本のブランドでもっと安いものがありそう」などと、セーブする傾向にあり、購買を見送ってしまいました。私と同じように感じた方も多いようで、レジもほとんど並んでいなかったように思います。
私が購買を見送ったのは、左脳でじっくり考えてしまったというのもありますが、「H&M CLUB」のメリットを使いたかったというのも本音。オンラインクーポンを使ったり出来るほか、初回買い物(私はまだ使っていなかったので)は、10%オフとプレショピングより発売当日にオンラインで買った方がいうアイディアが生まれたのです。
そして、発売当日の今日。あいにく午前中は仕事のため、オンラインショッピングできなかったので、午後にPCに向かいました。残念ながら、お目当てのアイテムは全て、ソールドアウト。やはり、ファストファッションのイベントごとに左脳を持ち込むのはナンセンスなんだなぁと感じた次第です。
ともあれ「会員優先」の今回の取り組み。アーデムのエレガントでリラックスした世界観ともども、好感を持てました。
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今回は、「AT TOKYO」の大物デザイナー、認知度の高い商業系ブランドによって、大きな盛り上がりを見せました。しかし、常連の海外進出や、ショーから展示会への変更など、中堅不在という感じでもありました。東京のファッションウィークらしいプレイヤーが減り、将来的に不安が残ったとも言えます。
HYKE(ハイク)、matohu(まとふ)、MIKIOSAKABE(ミキオサカべ)、G.V.G.V(ジーヴィージーヴィー)と同等、もしくはこれらに次ぐクラスのブランドが欲しいところです。
そこで、将来中堅に伸びそうなデザイナーたちに期待が集まります。若者の合同ショー「東京ニューエイジ」出身のAKIKOAOKI(アキコ アオキ)、RYOTAMURAKAMI(リョウタ ムラカミ)や、YOHEI OHNO (ヨウヘイオオノ)、5 Knot(ファイブ ノット)、MURRAL(ミューラル)、そして今回初参加であるENHANCE(エンハンス)らのショーが高い評価を得ました。彼らは、まだセレクトショップへの卸という小規模のブランドですが、これらがショップを持てるぐらいの力を持てるようになると、東京ファッションウィークに厚みが出てくると思います。
ファッションキャピタルの条件としては、その都市を表すファッションがあるかというのが重要なポイントです。東京はこれまで、アヴァンギャルド、裏原系ストリート、原宿系POP、渋谷ギャルなど様々なファッションを生んできました。それらは、ストリートから生まれたものが多いのですが、東京がアジアのファッションキャピタルとしてあり続けるためには、海外に進出した大物デザイナーを下支えする東京モードのデザイナーたちも必要であるの感じる次第です。
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(RYOTA MURAKAMI)
Via Collection by Apparel-web
Photo by KoTsuchiya
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今回のアマゾンファッションウィーク東京は、メンズブランドのショーが少なかったのが特徴です。有望なデザイナーがヨーロッパに発表の場を移していること、10月中旬に受注をするのではメンズとしては遅いこと、などがその要因かと思われます。
その中で、メンズルックを発表したのは、「AT TOKYO」のTAKAHIROMIYASHITATheSoloist.(タカヒロミヤシタザソロイスト) とBlackEyePatch(ブラックアイパッチ)、DRESSEDUNDRESSED(ドレスアンドレスド)、junhashimoto(ジュンハシモト)、ACUOD by CHANU(アクオド バイ チャヌ)
、COTE MER(コート メール)、DISCOVERED(ディスカバード)、MUZE / PARADOX TOKYO(ミューズ/パラドックストウキョウ)、FORTUNA Tokyo(フォーチュナトウキョウ)、D-VEC(ディーベック)、HARE(ハレ)、GLOBAL WORK(グローバル ワーク)、UNITED TOKYO(ユナイテッドトウキョウ)など。TOGA(トーガ)もメンズモデルを登場させました。
これらをファッションタイプで分けると、モードのTAKAHIROMIYASHITATheSoloist.、DRESSEDUNDRESSED、TOGA、ストリートカルチャーのDISCOVERED、ACUOD by CHANU、COTE MER、MUZE / PARADOX TOKYO、トレンドミックスのjunhashimoto、HARE、GLOBAL WORK、UNITED TOKYOとなります。
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(TAKAHIROMIYASHITATheSoloist)
このジャンルごとに見るとトレンドが見えてきます。まずはモードでは、メンズ側から見たクロスジェンダー、「メンズフェミニティー」があげられます。フェミニン要素をメンズ服に入れるというもので、レースシャツ、シアー素材やリボンなどを取り入れたTAKAHIROMIYASHITATheSoloist.がその代表ですが、元々性差のないコレクションを得意とするDRESSEDUNDRESSED、ウィメンズデザインをメンズに着せたTOGAなどと相まって、この流れを濃くしています。
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(DISCOVERED)
ストリートは、クリーンやスポーツ、ユースなどのトレンド要素も見られますが、バッドでデコラティブなストリートが依然として強く、東京メンズのローカル特性とも言えそうです。
ワールドトレンドを上手くすくったのが商業系ブランドたち。ヨーロッパのショーなどを見ていると既視感のあるものが多いのも事実ですが、日本の男性にトレンドを編集して提案するという、リアルクローズブランドとしての立ち位置としては至極当然かもしれません。ワールドトレンドが日本のマーケットにどのように編集されて変形するのかを目の当たりにできました。
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(HARE)
国際競争力があるという東京メンズ。しかし、送り手の多くは小さなブランドたちですから、見せるだけになりそうな10月でのショーは負担が大きいのかもしれません。特別なプロジェクト「AT TOKYO」や商業系ブランドの参加がなかったら、本当に少なかったでしょう。6月のメンズウィークシーズン直後にあたる7月あたりに受け皿が必要なのかもしれません。
Via Collection by Apparel-web
Photo by KoTsuchiya
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今回のアマゾンファッションウィーク東京では、「AT TOKYO」と並び、商業系ブランドの参加も目玉でしょう。アダストリアの「HARE(ハレ)」と「GLOBAL WORK(グローバル ワーク)」、トウキョウベースの「UNITED TOKYO(ユナイテッドトウキョウ)」が、ランウェイショーを行いました。
これまでも、ウィーゴーの「WC」、アーバンリサーチの「KBF」、アバハウスの「5351POUR LES HOMMES(5351プール・オム)」、ピーチジョンの「PEACH JOHN」 などがショーをやってきましたし、海外でもロンドンでは「TOP SHOP」、NYでは「BANANA REPUBRIC」や「J Crew」もショーを行っていますし、特段珍しいことではないかもしません。
しかし、今回のファッションウィークはこれまでとはちょっと違っていたように思います。これまでは、商業ブランドがファッションウィークでショーをやることで、どこか「格上げ」のようなイメージでした。スタリングやルックを磨き上げたり、ガールズコレクションとの差異化を見せたり、イメージアップのためにやっているという感じだったと思います。
これに対し、今回の3つのショーは、格上げするとともに、したたかにファッションウィークを「売り」の点で利用しているように思います。「HARE」は、ショーに携わったクリエーターをハブにしてNYメンズ「ロバートゲラー」とのコラボを実現、またショーピースの一部を店頭に展示したり、WEBで予約してたりする取り組みを実施。顧客を大勢招いた「UNITED TOKYO」は、絵型を配ってショーと同会場で、受注会を開きました。
そして、演出やスタイリングも優れもの。「GLOBAL WORK」のスタイリングは、顧客の共感を招くというレベルではなく、業界人もときめかせるほど。こざっぱりとした普段着をスタイリングで何段階も格上げしました。「UNITED TOKYO」は東京の風景の映像を背景にクールなスタリングで魅せました。
商業系ブランドのファッションウィーク参加により、消費者が参加して会場は盛り上がりました。それだけでなく、リアルクローズのランクアップ提案で、東京ファッションの多様性を訴求、クリエーターたちにも新たなチャンスを生んだように思います。そして、ガールズイベントとは別に、ファッションウィークを新たなプラットホームするという新たなカタチを生んだと言えるでしょう。
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(写真 グローバルワーク)
Via Collection by Apparel-web
Photo by KoTsuchiya
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10月16日から21日まで行われた「2018年春夏 アマゾンファッションウィーク東京」。その振り返りを4本に分けてお伝えしたいと思います。
まずは、アマゾンファッションが行った プロジェクト「AT TOKYO」。サカイとアンダーカバーのジョイントショー「10.20 SACAI / UNDERCOVER」、ロンドンからの凱旋ショー「TOGA」、ナンバーナインの創業デザイナーである宮下貴裕が手がける「TAKAHIROMIYASHITA THE SOLOIST.」、伸び盛りのストリートブランド「BLACKEYEPATCH」がショーを行いました。同プロジェクトは「新しいファッションのハブになる」ことをミッションにスタート。ローンチした先シーズンは、「GROWING PAINS」 、「BEDWIN & THE HEARTBREAKERS」、「HOUSE_COMMUNEN」がショーを開催。伸び盛りのブランドにスポットをあてたようなセレクトだったのですが、今シーズンは大物を招聘。「大物不在」と言われ続けたきた、東京のファッションウィークを盛り上げました。
大物たちだけに、ショー会場の趣向を凝らしました。「10.20 SACAI / UNDERCOVER」は、かつての東京コレクションのメイン会場だった外苑前の聖徳記念絵画館前に、「TAKAHIROMIYASHITA THE SOLOIST.」は秩父宮ラグビー場に特設テントを設置。「TOGA」は国立新美術館で華麗に、「BLACKEYEPATCH」は、松濤の能楽堂跡で発表。海外のコレクションに負けずとも劣らない大きなショーを開催しました。
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(Courtesy of SACAI)
「10.20 SACAI / UNDERCOVER」、「TOGA」は、リピートショーながらスタイリングや演出を変えており、先に発表されたショーと比較するのも楽しみの一つ。「10.20 SACAI / UNDERCOVER」、はショー会場の左右別々に登場し、サカイは巨大なディスプレイの映像を、アンダーカバーは真紅のビロードの幕を背景にショーを進行。フィナーレ、正面にアンダーカバーの、背景はサカイのメッセージが書かれたピースでパレードしました。「TOGA」はメンズモデルも多用。マニッシュなウィメンズ、フェミニンなメンズがシンクロし、クロスジェンダーな世界を繰り広げました。
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(写真TOGA Photo by Ko Tsuchiya)
東京のメンズモードのセレビリティたちが見守った「TAKAHIROMIYASHITA THE SOLOIST.」は、パリのショールームやルックブックで紹介したピースやスタイリングをさらにデフォルメ。独自の世界観を堪能することができました。
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(写真TAKAHIROMIYASHITA THE SOLOIST. Photo by Ko Tsuchiya)
「BLACKEYEPATCH」は、能の舞台にバイクやスケートボードを走らせるという度肝を抜く演出。服そのものでなく、それを取り巻く空気やメッセージこそがファッションでありカルチャーであることを印象づけました。
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(写真BLACKEYEPATCH Photo by Ko Tsuchiya)
こうなると次回が楽しみになるというもの。期待が高まるだけに、さらに大きな仕掛けを期待したいものです。
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クロスジェンダーという言葉が広がったのは、2012年秋冬シーズン頃から。それから5年たち、もはや定着しています。
しかし、メンズコレクションではその後ユーティリティートレンドが長く続いており、メンズアイテムを主軸としたノージェンダーは多くありましたが、フェミニンなムードはしばらく見られませんでした。
そして、2018年春夏コレクションでは、フェミニン要素を控え目に取り入れるルックが新鮮。メンズアイテムやメンズルックの中に、フェミニンな素材、アイテム、モチーフ、ディテール、シルエットをとりいれる・・・。まるで男性の中にある女性性を表現しているようです。トムブラウンやヴィヴィアンウェストウッドのように、大胆にウィメンズアイテムをメンズモデルに着せるというものもありましたが、それとは違う、あくまでメンズ軸のフェミニティが気になります。
特に印象に残ったのが、10月の東京ファッションウィークでは、ショーも行うソロイスト。パリのショールームで見せたシースルーのレースシャツルックが新鮮。また、J.Wアンダーソンやドルチェ&ガッバーナなどは、ハートモチーフを多用。他のショーでも、肌見せやアンサンブル、ロングスカートのように見えるワイドパンツなども登場しました。
少年のような華奢な体だからこそ、似合うこのテーマ。ユースな流れとシンクロしそうです。
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(Courtesy of TAKAHIROMIYASHITATheSoloist. )
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(Courtesy of J.W. Anderson )
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昨日、パリで行われたサンローランのショー。エッフェル搭をバッグにしたショーは、まさしく「パリコレ」そのものでしたね。
こちらのショー、メンズも登場しています。ジェネルトレンドの太めパンツではなく、細めパンツが印象に残りました。エディスリマンの頃から、若々しい細パンツがサンローランスタイルであったので、そう考えると太くなっているとも言えます。
太いパンツ、ボリュームシルエットとは一線を画す、ちょっとスカした90Sミニマムは2018年春夏の裏トレンドでもあります。ウィメンズではすでに多く見られるようになっていますが、メンズでは2017年秋冬に現れ、2018年春夏でチラホラ見られるようになっています。
モノトーンのシュッとしたテーラリングや、クリーンなワントーンのワークウェアを細く長いシルエットで表現。90Sミニマムのように、ディテールを一切なくしたルックはまだ少ないですが、ランウェイはそちらの方向に移行しています。
日本の市場においては、やっと太めシルエットが広がり始めたところなので、大きなうねりになるのはもう少し時間がかかるかもしれませんが、先行トレンドとしてチェックしておきたいところです。
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(Courtesy of Saint Laurent)
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(Courtesy of Alexander Mcqueen)
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(Courtesy of Icosae)
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(Courtesy of Belruti)
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メンズとの統合が目立ったミラノウィメンズコレクションが終わり、トップメゾンのメンズコレクションの発表が終わりましたね。そこで、2018年春夏に向けたメンズトレンドについての記事を再開したいと思います。
2018年春夏で大きなうねりとなるのは、クリーンなストリートではないでしょうか。ラグジュアリーストリートが収束し、コンサバ要素をまとったこのクリーンなストリートが大人層まで広がりそうです。
このきっかけは、2017年秋冬のルイヴィトンのコレクション。シュプリームとのコラボレーションで話題をさらいましたが、その上品で、リラックスしたストリートルックは、2018年春夏で広がりを見せそうです。
オーバーフィットのジャケット、ハイウエストパンツ、ルーズパンツ、ハーフスラックス、ハーフパンツなど、テーラリングを新解釈して転換。パステルカラー、リフレッシュカラー(ペパーミント、ライトブルー)、ライトアーシーカラーなどであくまでクリーンながら、ほのかに80 年代のスノッブなフィーリングをまとわせます。
このルックは、感度の高い若者だけでなく、モードにシフトしたい大人層でも受けれられます。すでに、2017年秋冬ではメンズ雑誌の新提案となっています。今後に期待です。
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(Courtesy of Louis Vuitton)
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(Courtesy of Lanvin)
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(Courtesy of Diesel Black Gold)
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