山中コンサルティングオフィス

Asia Business Column

マレーシアの今を読み解くキーワード

GE 13

4月3日、ナジブ首相が下院の解散を宣言し、マレーシアは1957年の
独立以来最大の混戦が予測される総選挙に突入しました。
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/6caf0d64-9c10-11e2-8485-00144feabdc0.html – axzz2PkJarBKthttp://www.ft.com/intl/cms/s/0/6caf0d64-9c10-11e2-8485-00144feabdc0.html#axzz2PkJarBKt

選挙管理委員会は10日にも投票日を発表する見通しですが、現在のと
ころ4月27日投票説が有力なようです。

与党、野党ともに連立を組んで選挙戦に挑みます。建国史上最も政権
に近い今回の野党連合を率いるのは、アンワル元副首相です。

野党に期待する有権者の多くは、現政権の腐敗体質に変化を求ており、
野党連合は政権を担う力があるかどうか、試されています。

「与党連合が現有の議席数は減らすが、政権交代までにはいたらない」
というのが大方の予測のようで、ロイター通信は「アンワル陣営が政権
をとるとは考え難いが、不可能なことではない」と分析しています。
http://www.reuters.com/article/2013/04/03/us-malaysia-election-parliament-idUSBRE93203Z20130403


はためく与野党旗。街中のいたるところで目につくようになった

ナジブ首相は、外資参入の最大の障壁と言われていたブミプトラ資本規
制を一部を除いて撤廃するなど、積極的に外資を誘致して、経済を牽引
する政策をとってきました。

モルガンスタンレーは、「与党連合の議席が55%を下回ると、投資家に
とってはネガティブな結果となる。また、リーダーシップと国家の安定
に懸念が残る」と発表しています。
http://www.reuters.com/article/2013/04/03/us-malaysia-election-parliament-idUSBRE93203Z20130403

一方で、野党連合の追い風になると指摘されているのが、今回初めて選挙
登録する約300万人の若い有権者です。人口の3割を超えるこのグループ
の数は、前回2008年の選挙時から約25%増えています。

現在の議席数は与党連合137議席に対し、野党連合は75議席。

「選挙結果によって、既定路線のプロジェクトや政策に待ったがかかる恐
れがあるため、投資家にとっても予断を許さない」とみられている今回の
選挙(General Election 2013 = GE13)に内外の注目が集まります。
http://blogs.wsj.com/searealtime/2013/04/03/malaysian-investors-may-get-a-bumpy-ride/

文 石橋正樹

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