山中コンサルティングオフィス

大学生になった娘へ

大学生になった娘へ

今日はお金の話をしたいと思う。

「無駄遣いしてはいけない。お金は大切にしなさい」

父や母、おじいちゃん、おばあちゃんからしつけとして何度も何度も言われてきたことはよく覚えている。でも、しつけ以上にお金の教育を受けた記憶がない。父ちゃん、母ちゃんは反論するかもしれないけど・・。少なくとも、パパの記憶の中では・・・。

20年間海外で暮らしてきたので、日本人はもちろん、アジアや欧米のあらゆる国の人々を含め、いろんな人たちのお金の考え方にふれることができた。好奇心から観察し、質問し、ディスカッションしたり、そして、ときには藁にもすがる気持ちで必死に学んだことを伝えてみるね。

生き金と死に金
生きたお金の使い方をすること。死に金には1円も支払わない。生き金とは活躍してくれるお金。自分や周りの人の役に立つお金の使い方のこと。死に金とは、見栄を張るために使ったり、その場の雰囲気に流されて使ってしまうお金のこと。特に華人は、普段から生き金と死に金を見分けることにとても敏感なように思う。いつだったかは覚えていないけど、お金の神さまと言われた邱永漢という人の本を読んだ後は、1円だって、1セントだって、生き金になるのだから大切にするようにした。落ちていたら迷わず拾う。そして、お金が生きる場面がきたらありがたく使う。一方で、死に金には大きいも小さいもない。決して払ってはいけない。

支配されてはいけない
お金に振り回されるようになると、お金のために生きることになる。人生にそういう場面がなければ、それにこしたことはないが、パパにはそういう時期があった。とてもつらかった。自分を正しくコントロールして、生き金を使えば、人生はとても豊かになる。だから、お金に余裕がない状態を作らないようにしなければならない。百円の余裕でも十円の余裕でもいい。その余裕すらなくなったときは、自分の心と向き合うとき。そのときに大切にしようと思えたことこそが、人生の宝。やがて、良い心と感謝の想いを持ち続けることできれば、きっと余裕ができるはず。凡人にとっての修行のときかもしれないね。

人間関係を損なう危険
あげる気持ちがなければ、決してお金を貸してはいけない。自分にとって生き金になると判断したのであれば、そこはあげたと割り切るべき。だからこそ、自分に余裕がないときには、生き金になるはずもない。借りるお金、貸すお金で人間関係は損なわれていく。そのことを忘れないでほしい。

大学生も立派な社会人だと思う。4年間が区切りで、そこから就職してはじめて社会に出るという考え方には、個人的にはなじめない。社会と関わりながら自分の生き方をデザインする人生は、もう始まっていると思うから。

About the author...

通信社勤務を経て、2004年にマレーシアでビューティー事業会社設立。アジア各国メディアとの人脈と起業経験を生かし、商業施設リサーチ、ビジネスマッチング、販促マーケティングでコンサルティングを行う。美容室 76 STYLE を経営するほか、美眉 & 美まつ毛専門サロン3店舗、飲食業4店舗のアジア出店を支援、実現した。また、日本企業のフランチャイズ展開を香港、マカオ、東南アジアで現地企業との間でまとめた。

View all posts by Masaki ishibashi

© 2015 Yamanaka Consulting Office

お問い合わせ

山中コンサルティングオフィス
〒107-0052
東京都港区赤坂2-16-6 1F
tel: 03-5404-3771
email:
contact@yamanaka-consulting.com

Privacy Policy

Read about our privacy policy