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第三国民車はフライングカー?

第三国民車はフライングカー?

マハティール首相が昨年5月、第二次政権を発足した後すぐに構想を発表したのが、第三国民車計画。

国民や海外メディアの関心も高いのですが、いまだに全容は明らかになっていません。

そこへきて、最近巷を賑わせているのが、国産の空飛ぶ車が発表されるというニュースです。

出所は起業家開発担当大臣で、「すべてマレーシアの技術を用いて、年内にも発表が可能」。開発費が驚きの100万リンギ(約2,700万円)というから、話題に事欠きません。

この分野で先行する米スタートアップ企業 Jetpack Aviation は空飛ぶバイクを38万ドル(約4,000万円)で売り出すとしています。開発には10年間で、数百万ドルが費やされたと言われています。
https://jp.techcrunch.com/2019/03/10/2019-03-07-ycs-latest-moonshot-bet-is-a-startup-building-a-380k-flying-motorcycle/

こうした先例もあり、大臣の発言は少し荒唐無稽に捉えられた節があるのでしょう。この記事を掲載したウェブメディアのコメント欄で、最も多くの「いいね」を得たのは、「Doraemon」という一言でした。
https://paultan.org/2019/02/26/malaysia-set-to-unveil-flying-car-prototype-this-year/

巷の反応を意識してかどうかは定かではありませんが、国際貿易副大臣は11日、空飛ぶ車と第三国民車の関連性を明確に否定しました。「フライングカーは商用に開発されるとは理解していない」そうです。

気になる第三国民車構想については、「政府予算でプロトタイプのベースを作り、関心を示した民間企業がプロジェクトを継続し利権を得る」としており、プロトン、プロデゥアに次ぐ第3のブランドを作ることが目的ではないことを強調しました。

第三国民車構想は、首相府省直下のハイテクノロジー分野に特化する官民グループ主体で進められています。政府はあくまでファシリテーターとしての役割に徹して、あらたな産業を創出することを目指しているのでしょう。
https://www.straitstimes.com/asia/se-asia/malaysias-3rd-national-car-not-a-flying-car-deputy-minister-denies

YRCG マレーシアオフィス
石橋正樹

About the author...

通信社勤務を経て、2004年にマレーシアでビューティー事業会社設立。アジア各国メディアとの人脈と起業経験を生かし、商業施設リサーチ、ビジネスマッチング、販促マーケティングでコンサルティングを行う。美容室 76 STYLE を経営するほか、美眉 & 美まつ毛専門サロン3店舗、飲食業4店舗のアジア出店を支援、実現した。また、日本企業のフランチャイズ展開を香港、マカオ、東南アジアで現地企業との間でまとめた。

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