山中コンサルティングオフィス

英語は変換力

英語は変換力

週に1回ずつ、朝からマレーシア人メンバーに日本語、日本人チームに英語を教えています。使っているテキストから、今週の例文に以下のものがあり、考えさせられました。

スリッパをはいたままタタミの部屋に入ってはいけません。

皆さんなら、どう訳しますか?

一般論として、日本人が一番ひっかるのは、「スリッパをはいたまま」という部分じゃないかと思います。

忠実になろうとすると、訳に時間がかかる場合があります。でも、実際の現場では待ったなしです・・・。どう言うんだっけ、と頭を悩ましていては余計にあせってしまい、さらにパニックになってしまいます。

こういうときに、自分の知っている単語優先で日本語の文脈を置き換えて考える。これを変換力と定義してみました。

Please take off your slippers before entering Tatami room.

日本語の例文には、「スリッパを脱いでください」とは一言もありませんが、これを聞いた外国人は、例文で意図した通り、スリッパをはいたままタタミの部屋に入ることはないと思います。

Take shoes off ならとっさに頭に浮かぶ確率も高いですし、「スリッパをはいたまま」という部分の英訳にチャレンジする必要がなくなります。

ちなみに教科書の回答には、こうあります。

You must not walk on the tatami in your slippers.

クイズを解くときのように、即座に対訳が思い浮かべば良いですが、そうではない場合、知っている単語中心で文章を考えようとチームに伝えたところです。

おそらく、実際の場面では、「Please take off your slippers…」と言っただけで、タタミの部屋にスリッパをはいたままあがることはないでしょう。つまり、変換力があれば、知っている単語だけで方が付く・・・こともある。

ちなみに、この変換力はウェブなどの翻訳機能を使う時にも役立ちます。精度がままならない現状では、検索に打ち込む言葉を選びながら利用すると、言いたいことをうまく他の言語に変換できる確率が高くなると思います。

こう書いたあと、Google 翻訳を使って試してみたら、「スリッパをはいたままタタミの部屋に入ってはいけません」も、「タタミの部屋に入る前にスリッパを脱いでください」でも完璧な英語が出てきました。

かなり進化してる・・・。悔しいので、Please take off your slippers before entering tatami room を和訳してみると、「畳の前にスリッパを離してください」になりました。

これ、聞き取る耳はまだしばらく鍛えなければいけないけど、英語が話せなくても言いたいことを言える時代は、かなり近いな・・・。

YRCG マレーシアオフィス
石橋正樹

About the author...

通信社勤務を経て、2004年にマレーシアでビューティー事業会社設立。アジア各国メディアとの人脈と起業経験を生かし、商業施設リサーチ、ビジネスマッチング、販促マーケティングでコンサルティングを行う。美容室 76 STYLE を経営するほか、美眉 & 美まつ毛専門サロン3店舗、飲食業4店舗のアジア出店を支援、実現した。また、日本企業のフランチャイズ展開を香港、マカオ、東南アジアで現地企業との間でまとめた。

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