マカオで観光客がつけるマーク
出張で香港とマカオに来ています。
マカオは4年ぶりです。
時期的な問題なのかもしれませんが、前回より少し元気がないように感じます。
中国の好不況を反映するものなのでしょうか。
観光地をのぞいてみると、とにかくスポーツブランドが目立つ印象です。こんなことを言っていては、東京の山中先生から「世界的なトレンドですから」と勉強不足を指摘されて怒られそうなのですが、そのレベルではないことを強調させていただきたいです・・。
カテゴリーとして分けると、スポーツブランド、ハイブランド(本物かそうでないかは定かではありませんが・・)の2つで8割を占めて、残り20%がその他の区分になるくらい。なにかしら、マークが入っていないと服は市民権を得ないのではないかと考えてしまうほどでした。カジノを見に行ってもそう。皆にマークがついている。
マークといえば、標識や公共の注意書きなどに、ポルトガル語と中国語が併記されています。歴史的な背景は分かりますが、ポルトガル語を読める人がどれほどいるのだろうかとちょっと不思議な気持ちになります。言語については、話せませんが、広東語圏なんですね。北京語よりは音になじみがあって、少し落ち着く感じでした。
こうして外に出ると、あらためて東南アジアのホスピタリティーは高いなと実感します。昔はいつも、「日本のホスピテリティーは素晴らしい」とマレーシアを比較していたのですが、最近はあまりそう思わなくなりました。GDP の15%を占める観光産業ですから、マレーシアのレベルもきっと上がっているんですね。
そのマレーシア、シンガポール、そして日本と比較すると、とにかくマカオでは、たばこを吸っている人が多い。インドネシアでもそう感じるのですが、まだまだスモーカーが広い範囲で市民権を主張できているようです。
最後に・・・。サービスでやっていただいているのだろうけど、ベッドメイキングのたびにエアコンを最強風の16度にしていくのだけはできれば勘弁していただきたい。
SANDS に停まっているロールスロイス。やはり、カジノによく似合う・・