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電気自動車への野心

電気自動車への野心

マレーシアの国民車構想は、三菱自動車の技術供与ではじまった第一期から、ダイハツが製造部門を子会社化した第2期を経て、マハティール首相の復権で第三期がはじまろうとしています。

この第3国民車メーカーは、電気自動車(EV)が基軸となる見通しなのですが、さすがに首相支持者の間からも「テスラの量産化への苦悩」や「トヨタの社長ですら数年前の時点で、EV への対応の遅れを認めた」などを引用しながら、懐疑的な声が多く聞こえているようです。

そんな中、ダイソンがシンガポールに EV の製造工場を建設する計画を発表しました。ベトナムでは来年にも、コングロマリットのビングループが13万ドル(約145万円)の価格帯で EV を発売する見通しだそうです。

国策としてハイテク企業を誘致して技術革新で世界をリードしたいシンガポールの思惑と、自国市場から東南アジアのマーケットに乗り出したいベトナムの戦略は、マレーシアが描きたい絵とも一致するものと思われます。

今はバイクが圧倒的に多いベトナムでは経済成長に合わせ、中国のように政府方針で一気に EV 化が加速するかもしれません。資金力のあるビングループは、ドイツのエンジニアリング会社 EDAG と提携しています。

当然、世界のトップメーカーも市場参入の機会を伺っているはずです。

さて10年後、アジア各地を旅するとき、私たちはどの国の車両を使ったタクシーに乗っているのでしょう。ダイソンなら、飛んでいる方がイメージにあっているかな・・・。

YRCG マレーシアオフィス
石橋正樹

About the author...

通信社勤務を経て、2004年にマレーシアでビューティー事業会社設立。アジア各国メディアとの人脈と起業経験を生かし、商業施設リサーチ、ビジネスマッチング、販促マーケティングでコンサルティングを行う。美容室 76 STYLE を経営するほか、美眉 & 美まつ毛専門サロン3店舗、飲食業4店舗のアジア出店を支援、実現した。また、日本企業のフランチャイズ展開を香港、マカオ、東南アジアで現地企業との間でまとめた。

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